俺的糞ゲーその1137『おにゃんこTOWN&霊幻道士&アタックアニマル学園』

ポニーキャニオンが出したこのファミコンゲーム、糞ゲーである。

おにゃんこTOWNプレイ動画
このゲーム、母猫を操作して子猫を家に連れ戻す見下ろしアクションで、追ってくる敵の犬をジャンプで飛び越えたり
マンホールに落として倒したりして進めていくのだが、子猫の位置がわからないため広いマップを遅い移動でうろうろ
しなければならないという面倒くささで、子猫を見つけた後はジャンプができず難しかったり、ステージはどれも
色が違うだけで変わらずBGMはクラシックの卵の殻をつけた雛の踊りが元らしいが同じフレーズがひたすら流れるだけ
で飽きるなど、何ともつまらない糞アクションに仕上がっている。

霊幻道士プレイ動画
また、霊幻道士は同名の香港映画が原作のアクションで、パンチやキックでキョンシーを倒す横スクアクションなの
だが、動きがいまいちもっさりな上に敵が固くテンポが悪く、家一軒につき1、2体の敵がいるという構成でひたすら
家を回っていくのは作業でだるく、HPを回復してくれる場所も少なく難しく武器は剣も使えるがあまり強くなく数回
使っただけでなくなるなど、とにかく糞すぎて即やめたくなる。

アタックアニマル学園プレイ動画
更に、アタックアニマル学園は女子高生が戦うスペースハリアーに似た奥スクロールシューティングなのだが、敵の
動きが早く3回死んだら終わりでコンティニューもないのは遊びにくく、コアラのボスやほのぼのとしたBGMなどは悪く
はないがステージはやたら長く単調で効果音もいまいちで爽快感がなくパワーアップ要素もないのは何とも面白味がない。
今作はスクウェアが開発したという噂もあるが、この糞バランスでたったの3機で全クリしろというのはいくら何でも
ふざけすぎていると言えるだろう。

というわけで、どれもつまらないこのポニーキャニオンゲーム。
音楽メーカーのくせに何気に色々ゲームを出しているのが謎だが、他にも東芝EMIやビクター音楽産業が参入するなど、
当時はそれだけ家庭用ゲーム市場に勢いがあったと言えるだろう。
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