俺的糞ゲーその112『極魔界村＆極魔界村改』

極魔界村プレイ動画
久々に出たこのシリーズだが、やはり糞ゲーである。

まずは極魔界村だが、今までネックだった難易度は大幅に下がっている。
敵の多さは相変わらずなものの、ビギナーモードやオリジナルモードではHP制になったため、
敵の攻撃に多少当たっても進むことができる。また、死んでも残り人数があればその場で復帰する、という
やさしい仕様により、ボス戦などはゴリ押しで進むことが可能になっている。

しかし、それでも着地を調節できないやりにくいジャンプは健在で、落下死が多く、難易度は高い。
また、武器を取ると以前の武器は消えてしまうため、取りたくない武器をよけなければならないという
うざい仕様も残っている。
更に、ステージ内にはリングが配置されているのだが、これを33個集めないとラスボスと戦えないという
最悪の糞仕様もあり、リング集めという辛い作業も行わなければならない。

このあまりの糞仕様、批判が多かったのか、それらを改善した極魔界村改が後に登場する。
この改バージョンでは、リング集めがなくなり、１周目では普通にラスボス、２周目では真のラスボスと
戦うことができ、従来の魔界村の流れに戻っている。
しかし、これでようやくまともになったのかと思いきや、そうではなかった。
改バージョンでは、HP制やその場復帰がなくなり、従来の魔界村のシステムに戻っているのである。
敵に１回当たると裸になり、２回当たると死亡し、ステージの大分前から戻されるこの仕様。
せっかく取り入れたやさしいシステムは何だったのか？意味不明である。

一時期は何でも3Dになり、魔界村もマキシモになったが、ようやく2Dで復活。
難易度も下がり、これでようやくまともになったと思ったらこれである。
ゴエモン、ドラキュラ、ロックマン、魔界村など、かつての人気アクションはどれも今では風前の灯火だが、
マリオやカービィはいまだに人気があるだけに、頑張って欲しいものである。