俺的糞ゲーその1119『エルファリア１＆２』

ハドソンがスーパーファミコンで出したこのRPG、糞ゲーである。

エルファリアプレイ動画
このゲーム、昔のファミ通の表紙やマキシモなどで有名な松下進がキャラクターデザインを担当したファンタジー系
見下ろしRPGなのだが、フィールドは自由に移動できず街を選択するだけという冒険感のなさで、しかも敵を倒しても
経験値も金も入手できずレベルは街を解放した時にしか上がらず、そのくせエンカウントが高く戦闘は魔法を選ぶ以外は
オートという意味不明仕様で、キャラと会話する時はクエストという謎のコマンドを選択したり１度装備したアイテムは
外せず上書きしかできず、敵はやたら強く街は同じようなものばかりで特徴がなくひたすら街の奥にいるボスを倒して
解放するの繰り返しだったりなど、何とも単調で独自要素が酷すぎる糞RPGに仕上がっている。

エルファリアII ザ・クエスト・オブ・ザ・メルドプレイ動画
また、２ではフィールドを移動できるようになり装備は付け外しが可能で普通のレベル制になったものの、相変わらず
戦闘はオートで敵が強い糞バランスでレベルも上がりにくく、同じアイテムが一つにまとまらずすぐに持てなくなったり
先頭のキャラをいちいち変えないと先に進めなかったり、魔物工場を壊すストーリーは特に面白味がなくやたら武器を
作る素材集めのおつかいをやらされるなど、相変わらず遊びにくい作りなのは非常にうざい。
結局普通のシステムに戻すなら最初からやれよという感じだが、このすぐにいっぱいになるアイテムやオート戦闘は
いくら何でも酷すぎると言えるだろう。

というわけで、共につまらないこのシリーズ。
今作は天外魔境のレッドカンパニーが関わっているらしいが、アニメーションの演出がない分余計魅力のない糞RPGと
化しているのは何とかして欲しいものである。