俺的糞ゲーその1085『鈴木爆発＆ユーラシアエクスプレス殺人事件』

エニックスが出したこの実写ゲーム、糞ゲーである。

鈴木爆発プレイ動画
このゲーム、実写を使ったパズルゲームで、主人公である鈴木さんがみかんやピストルなどに仕掛けられた爆弾を
解体していくゲームなのだが、ひたすらネジを外したり青か赤のコードを切ったりの繰り返しで作業的なのはだるく、
しかも解体するのにやたら時間が掛かるものがあるくせに途中で失敗したらまた最初からやらされるという糞仕様で、
ステージの合間に鈴木さんがホッピングをしたりブランコに座ったりするシーンが出るが何を言いたいのかわからず
ストーリーもないなど、何ともいまいち面白味のないゲームに仕上がっている。

ユーラシアエクスプレス殺人事件プレイ動画
また、ユーラシアエクスプレス殺人事件は夢見館のシステムサコムが開発した推理ADVで、列車内で起きた殺人事件を
調査するゲームなのだが、榎本加奈子や深田恭子や加藤あいなど色々な芸能人が登場するのは良いものの移動や会話
などが全てムービーで容疑者候補が多いためやたら時間が掛かるのは超絶テンポが悪く、結局ひたすらそれの繰り返しで
次々死んでいくようなサスペンス的展開もないのは盛り上がりがなさすぎて面白味がない。
舞台が列車内のみという時点でいまいちだが、せめてムービーは重要シーンだけにするなどもう少し快適性というもの
が欲しいところだろう。

というわけで、共に糞な今作。
最近ではグラフィックの進歩もあり実写ゲームは見かけなくなったが、サウンドノベルの街はまあまあ良かっただけに
あの手のノベルゲームをどこかでまた出して欲しいものである。