俺的糞ゲーその106『スーパーペーパーマリオ』

スーパーペーパーマリオ
ペラペラなマリオが活躍するこのゲーム、糞ゲーである。

このゲーム、前作と違い戦闘がターン制ではなく踏みつけアクションになっている。
そのため、テンポはよくなっているのだが、余計なものが加わっている。それが、次元ワザである。
2Dで進んでいると、突然行き止まりで進めなくなる。そこで、3Dに切り替えると進めるようになるのだが、
これがゲームを進めていくうちに段々と面倒でうざくなってくる。
しかも、3D切り替えは時間制限があり、時間がいっぱいになると強制的に2Dに戻されるのがうざい。
そもそも、行き詰ったら3Dにすれば解決する、では全く謎解きとは呼べない単なる作業であると言える。

また、ステージはアクション風のステージが多いが、ダッシュが標準でできない上、お供キャラの技を使わないと
進めないような仕掛けが多いため、とにかくテンポが悪い。
他にも、拠点となる町が複雑でわかりづらかったり、エレベーターに乗る演出が長かったり、
ステージでは借金を返すために作業をやらされたり、同じような道を何度も歩かされたりと、
イライラするような要素が満載である。

更に、このゲーム、キャラとストーリーも色々とひどい。
マリオストーリーやペーパーマリオRPGでは、絵本のような世界やほのぼのストーリーが楽しめたが、
今作は全くマリオの世界とかけ離れた変な敵キャラが多数登場する。
特に、オタクのカメレオンやルイージの酷い扱いなど、果たしてマリオでこれをやる必要があったのか?
と思わせるひどい出来である。

任天堂のゲームと言えば、子供にも安心して遊ばせられるイメージだが、
果たしてこのゲームは子供向けと言えるのか? 単にスタッフが悪ノリで作ったようなこのゲーム、
いくら儲かっているとはいえ、真面目に作って欲しいものである。
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