俺的糞ゲーその1036『ドラえもん３ のび太と時の宝玉＆ドラえもん４ のび太と月の王国』

シリーズ３、４作目のこのスーパーファミコン版ドラえもんゲーム、糞ゲーである。

ドラえもん３ のび太と時の宝玉プレイ動画
このゲーム、今回は原始時代や西部開拓時代などに行き恐竜や原始人などと戦うストーリーで、ジャンプの挙動は
ようやくまともになりドラえもんは空気砲を撃ったりのび太はブーメランで戦うなど個性が出たり、お金で武器や
防具を強化できたりとその辺は良くなったのだが、相変わらず見下ろしの糞マップがあったり、ステージはキャラを
切り替えないと進めないところがあるくせに瞬時に切り替えられず、スイッチを押したりボスのいるドアを探したりと
次にどこに行けば良いのかわかりにくく、ジャイアンは歌で戦うがリーチが短すぎて戦いにくく落下死しやすく
そのたびにスタート地点に戻されるなど、何ともいまいち進歩のない糞アクションに仕上がっている。

ドラえもん４ のび太と月の王国プレイ動画
また、４ではようやく普通のステージ選択式になりHPも多めでイージーなら補助的な足場が登場するなど遊びやすく
なったのだが、ステージは洞窟や海や月面などがあるがどれも同じような地形がだらだらと続くだけで面白味がなく、
武器は空気砲やコエカタマリンなど色々あるがどれも横に飛ぶだけで変わらず、敵を倒しても効果音が悪すぎて気持ち
良さがなく、トロッコに乗って進むステージはスピード感がなくシューティングステージは無駄に長く爽快感もない
など、やはり他の名作アクションやシューティングに遠く及ばない出来なのはつまらなすぎて即飽きる。
それでも今までよりは大分良くはなったが、４作目にしてようやく超絶糞ゲーから普通の糞ゲーになったのは遅すぎる
と言えるだろう。

というわけで、４作全て糞だったこのシリーズ。
１、２は酒田エス・エー・エス、３はエイム、４はアジェンダが開発したらしいが、例え小規模でも面白いゲームを
作れる職人のような下請けゲーム会社が育って欲しいものである。