俺的糞ゲーその1012『ドラゴンボールZ 真武闘伝&忍空(サターン版)&北斗の拳(サターン版)』

サターンで出たこのキャラゲー、糞ゲーである。

ドラゴンボールZ 真武闘伝プレイ動画
このゲーム、スーパーファミコンの超武闘伝より大幅にキャラが増え、技も増えたのは良いのだが、効果音はいまいち
でロードがやたら長くストーリーもなく必殺技でやたらダメージを食らうという糞バランスで、敵と離れると分割線が
出る糞システムは変わらず必殺技の演出が長くテンポが悪いなど、何とも進歩のない糞格ゲーに仕上がっている。

NINKU-忍空-~強気な奴等の大激突!~プレイ動画
また、忍空のキャラが戦う今作も2D格ゲーなのだが、なぜか背景だけポリゴンで汚くキャラの動きはカクカクで、
試合前に毎回「頑張れー」というボイスが入ってうざかったり、難易度を下げてもラスボスがやたら強くキャラは
8人しかおらずアニメのオリジナルキャラが3人もいるのはいまいち面白味がない。

北斗の拳(サターン版)プレイ動画
更に、セガサターン版北斗の拳はジャギにそっくりの敵にさらわれたリンを救いに行くというオリジナルストーリーで、
キャラは勝手に歩き敵に遭遇したら戦闘になり他はイベントを見るだけというほぼムービーゲーなのだが、戦闘は
ゲージを止めて技を選び後はボタンをひたすら連打するという謎の糞システムで、しかも攻撃のアニメーションが
やたら長くスキップすらできずそれを毎回見させられるという超絶テンポの悪さで、作画も荒く顔が崩壊しすぎて
ひどくセーブがなくパスワード制など、とにかく糞仕様だらけなのは全く面白さというものがない。
キャラがアニメーションをしながら戦うシステムはスーパーファミコンで出た幽遊白書に近いが、お手本がありながら
ここまで劣化させるとはヤバすぎると言えるだろう。

というわけで、どれもひどすぎるこのキャラゲー。
3DSのエクストリーム武闘伝はなぜか今更技の演出を短縮したりオンライン対戦ができるようになったが、その程度の
ことは最初からやって欲しいものである。
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