俺的糞ゲーその10『ナイツ・イン・ザ・ナイトメア』

このゲーム、グラフィックや音楽はまあまあなものの、
システムが最悪と言っていいぐらいひどい。

ゲームを起動するとチュートリアルが見れるモードが出るが、
この項目がやたら多い。これだけで普通のゲーマーは嫌になるだろう。

その後、どうでもいいストーリーが何度も流れた後、ようやく戦闘パートが開始。
最初にまず武器を4種類選択するのだが、武器はユニットが装備できるものでないと
使えないくせにどの武器が装備できるのかが非常にわかりにくいという遊びにくさ。
そもそも、なぜいちいち武器を選択しなければならないのか意味不明である。
普通に最初から装備しておけばいいだけの話だろう。

また、武器を選択してユニットを配置後、ようやく戦闘開始になるが、
戦闘中は敵の弾幕を避けながら、ひたすらユニットにカーソルを合わせて攻撃を行うという
謎のシステムになっており、しかも、通常攻撃がもの凄く弱いので武器のアイコンをキャラまで
ドラッグして出すスキル攻撃をしなければならないという面倒くささ。
更に、ユニットは移動ができないので、敵が攻撃範囲に来るのを待たなければならない始末。
もはやこれはシミュレーションRPGではない。シューティングである。
こんな糞つまらない戦闘をひたすら繰り返して何が面白いのか?完全に意味不明である。

よく、今までにない戦闘システムのゲームを斬新なゲーム、と評するが、
斬新なゲーム=面白いゲームではない。
つまり、斬新なゲームというのは、今までにないシステムならば全て斬新なゲームであり、

あのアンリミテッドサガのボードゲーム風マップ移動や、
白騎士物語の変身巨大化も全て斬新ということになる。
このゲームに至っては、シューティングとシミュレーションRPGを組み合わせただけであり、
レースとRPGを組み合わせた糞ゲー、レーシングラグーンと同レベルである。

このゲームを作ったスティングは他にも、
バロックやユグドラ・ユニオン等の糞システムのゲームで有名だが、最近は特にこのような
「新しいものに挑戦したい」というようなユーザー無視の自己満足ゲームが増えているのが痛い。
ゲームは、面白くなければ糞ゲーであり、ゴミである。
そんなゴミを買わされたユーザーはどうなるか?当然、段々と新作ゲームから離れ、
評判の良いゲームや定番のシリーズものしか買わなくなるだろう。
ゲーム離れを加速させている最大の原因は、糞ゲーの乱立にある。
そう結論づけるのは決して間違いではないと言えるだろう。
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