俺的糞ゲーその5『世界樹の迷宮1&2&3』

世界樹の迷宮
世界樹の迷宮II 諸王の聖杯
世界樹の迷宮III 星海の来訪者
現在3まで発売中のこのダンジョンRPGシリーズ、世界樹の迷宮。
今作は、ウィザードリィをパクリつつ、「最近のぬるゲーなんてやってるやつはアホ、ゲームってのは
何回も死んでプレイヤーが上達してようやくクリアできる、そういう達成感のあるゲームが真のゲームなんだよ!」
というような時代錯誤の懐古厨が作ったゲームである。

ゲーム内容は懐古厨らしく単純で、酒場でキャラを作ってダンジョンにひたすら潜るだけ。
これだけでもうダンジョンを潜るだけのストーリー性皆無な単調なゲームだとわかるだろう。
そして、最悪なのは手書きマッピング機能だ。
昔は確かにオートマッピング機能などなく、ユーザーが紙に自分でマッピングしていたかもしれないが、
それをわざわざ現代でやってしまうところが寒い。
そこまで昔にこだわるなら、初代ドラクエのようにセーブもなくしてパスワード制にでもしてみろ、と言いたい。

そして、難易度がバカ高い糞ゲームバランス。
雑魚すら強い上に、ボスクラスの敵がウロウロ徘徊しているという極悪仕様。
序盤が一番難しく徐々に簡単になるバランスに調整したらしいが、完全にやっていることが真逆であり、
カワイらしい現代風のデザインのキャラを使って、さも万人向けのゲームのように装いつつ中身は付いてこれる奴だけが
やれという内容なのは非常に性が悪い。
他にも、2ではFOEが更に強くなって倒しても経験値がもらえなくなったり、3では航海して交易品を集めるどうでもいい
糞要素が加わるなど、全く進歩のないこのシリーズ。完全に方向性を見誤っていると言える。

FF13もそうだが、最近のゲームは今までのぬるゲーから離脱しようと、難易度を高めたゲームが多い。
しかし、そもそもぬるゲーは、より多くのユーザーに楽しんでもらいたいからぬるゲーになったわけであり、
単なる調整ミスでぬるゲーになってしまったわけではない。
そこを理解せずに、次々と作られる糞ゲームバランスゲーム。これでは、売上が一向に伸びないのも当然の話である。

inserted by FC2 system