ゲーム中に死ぬと付加されるデスペナルティ、それほど多くのゲームで採用されているわけではないが、はっきり 言ってこんなものは必要がない。 例えば、ドラクエでは死ぬと金が半分になるが、結局はそれによって金稼ぎの時間が増えるだけで時間の無駄であり、 デモンズソウルでは死ぬと経験値を落としたりHPが半分になるが、難しいから死んだのに更に余計難しくするとは 完全にありえないレベルであり、不思議のダンジョンに至ってはレベルが1に戻ったりアイテムが失われるなど、 これまでの成果を無にするような制裁を加えるのはいくら何でもペナルティが重過ぎると言える。 そもそも、なぜデスペナルティを入れるのか? これによってどうゲームが面白くなるのか? FF14のプロデューサーの吉田によれば「デスペナルティは必要と考えています(戦闘への緊張感のため)」という ように緊張感を出すためらしいが、緊張感を出すなら演出や勝つか負けるかのギリギリの攻防などそういうバランスが 重要なわけで、そんなペナルティがあったところで戦闘が終わった後に再挑戦する気力をなくすだけであり、どんな ゲームにしろ死んだら同じステージをやり直さなければならずそれ自体がペナルティであり、そこに更に罰を与える というのは完全にいらない要素であると言えるだろう。 結局、何の必要性も感じられずゲームをよりつまらなくするだけのデスペナルティ。 最近は何回も死ぬと救済アイテムが登場したり難易度が下がるなどデスペナルティどころか逆のゲームが多くなって いるのは良いが、糞ゲーはただでさえテンポの悪さやバランスの悪さなどペナルティだらけなわけで、そこに更に 糞要素を入れるのはやめて欲しいものである。 |