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ゲームにとって重要な効果音。このブログではやたら効果音について言及しているが、それでは一体どんな効果音が 良いのか？ いくつか挙げてみることにする。 熱血高校ドッジボール部 効果音が良いゲームとしてまず思いつくのはやはりこのゲームである。 必殺シュートが出た時のこの力が一気に放出されたような音は良く、更にボールが当たったときのドカッという 音は気持ち良さがあり、弾の威力によって強弱がきちんと付けられているのも非常に良くできている。 これは、スーパーファミコン版のドッジボール と比べても段違いで、スーファミ版の必殺音はいまいち威力が感じ られず、衝撃音も弱すぎる上に聞こえない時があるなど、かなり違うことがわかるだろう。 また、ドラクエ３ も敵にダメージを与えた時の打撃音やダメージを食らった時のこの何とも言い表せないような ダメージが効いた感のある音は素晴らしく、御馴染みの呪文を唱えた時に出る音も非常に良く表現できている。 これも、ドラクエ10 と比べると違いは明らかで、呪文はまあ同じなもののダメージ音のこの威力のなさっぷりは やる気が感じられず、いまいち爽快感というものが感じられない。 そして、ツインビー は一般的な破壊音とは違うが、コミカル感のある敵の消滅音は心地良く、ベルの音やアイテム 取得音、地上物の破壊音などどれも非常に出来が良く、リアル系で言えばメタルスラッグ の着弾音や破壊音、敵の 断末魔などは非常に爽快感のある良い出来に仕上がっている。 一方、特に悪い例としてストライダー飛竜 があるが、この録音に失敗したようなザラザラした音はもはや騒音で あり、メガドライブ版の鋼鉄帝国 の何を表現したいのかわからないギュッという謎の音も、ひどすぎて非常に気持ち が悪い。こんな音では例えゲーム部分が良くできていたとしても台無しというものだろう。 他にも、KOF の打撃音や庵などが使う切り刻み系のザクザク音は非常に気持ち良く、スト２ やファイナルファイト などの格闘系アクションは大体どれも良くできているのだが、龍が如く４ は全く重みというものがなく、 龍が如く５ では多少良くなったがまだ軽く、ゼルダ無双 はいまいち斬る感覚が薄く、バッサリ感がない。 はっきり言ってこれならファミコンのスパルタンＸ の方が遥かに敵を倒す楽しさは上であると言えるだろう。 色々見たが、やはり気持ち良さや爽快感というゲームの面白さに直結する超重要な要素である効果音。 グラフィックは進歩したが効果音がいまいちなゲームはまだまだ多いだけに、ファミコンに負けないようその辺も 気を配って開発して欲しいものである。 |