最近はやたら日本のゲームは終わった、海外に比べて日本は駄目、などと言われることが多いが、はっきり言って これでもまだ世界の中ではましであり、まだまだ終わってはいない、と言いたい。 確かに、劣化する続編やぼったくりDLC、ガチャ課金のソーシャルゲームなど、ひどいゲームは増えているが、 だからと言って全てのゲームがそうではなく、逆に海外のゲームが凄いかというと、 やらされ感たっぷりのアンチャーテッドや謎解きもアクションもつまらないトゥームレイダー、アクションが単調すぎる オブリビオンやスカイリム、QTE地獄のHEAVY RAINやBEYOND、色々な糞ゲーが詰まったGTA、 もっさりアクションで移動も面倒なアサシンクリード、海外開発で更に劣化したドラキュラなど、これで海外の ゲームのどこが凄いのか?と感じさせるものばかりで、全く日本のゲームが劣っているとは思わない。 また、3Dマリオは以前よりは遊びやすく良くなっており、死んだら復活しないシビアだったファイアーエムブレムも カジュアルモードで遊びやすくなり、ゼルダもトライフォース2はまあまあな出来で、カービィも能力が増えて昔より 面白くなり、スパロボは順当に演出が強化、もっさりだった無双は最近は改善され、ドラクエ10はひどかったが ドラクエモンスターズはそこそこな出来など、少なくとも洋ゲーよりはましな出来で、グラフィックや技術力だけ 見れば日本が劣っているのかもしれないが、面白さという観点から見れば、むしろ洋ゲーの方がまだまだ劣っている だろう、と言いたくなる。 現時点ではPS4などの次世代機は洋ゲーばかりだが、やたら金を掛けてグラフィックを追求したところでゲームが 面白くなるとは限らず、そもそもグラフィックなどはPS3で十分であり、3DSやVITAなど携帯ゲーム機も十分に綺麗な わけで、無駄にグラフィックに金を掛けるよりは、むしろ開発費を抑えていかに面白いゲームを作るかを追及すべき だろう。 とは言え、ドラクエ本編やFF、バイオなど、確実に劣化しているゲームは増えており、海外に比べればましだが やはり衰退しつつある日本のゲーム。今後どれだけ挽回できるかはわからないが、過去の名作ゲームをきちんと 検証するなどして、より面白いゲームを生み出して欲しいものである。 |