反省も改善もしない任天堂

WiiUが発売されて8ヶ月。そろそろ岩田もWiiUの反省をするのかと思いきや、全く変わらず、相変わらず同じことを
言っているのがやばい。

最近の岩田のインタビュー によれば、WiiUとはこれこれ、こういうものですと説明しにくいし、理解してもらうにも
時間がかかる
 らしいが、そもそも時間をかければ面白さを理解できるようになると思い込んでいるのが駄目である。
また、タッチインターフェース、それから画面が2つあること。 が売りらしいが、タッチと2画面であれば
すでにDSや3DSでやっているわけで、二つの画面が分離しているWiiUではマップの表示用としても使いにくく、
メリットがない。
確かに、NewマリオUではタッチによってブロックを出現させたり、敵の攻撃を抑えたりできるシステムがあるが、
そんなものは単なるおまけであり、ニンテンドーランドではコントローラによって役割が変わるという要素が
生まれたが、本来CPUがやる役割を人間が担当するだけで、面白い新体験を生み出したとは到底思わない。
しかも、結局それ以外に何か凄いことが実現できたか? はっきり言って、テレビを消して寝転がってもプレイが
できる、その程度だろう。

となれば、WiiUの魅力というのは結局は3DSより高品質なグラフィックのゲームを手元で気軽に遊べるということに
尽きるわけで、いかにその手のゲームを提供できるのかが一番の重要なポイントであり、理解してもらうには時間が
かかる云々という話は全く関係がないと言える。

そして、任天堂関係者のインタビューによれば、任天堂の開発するゲームには企画書がなく、
ウチには“カイゼン”という考え方がありません。新しいモノしかつくらないからです。
などと言っているが、これだけ多くの続編を作っておいて新しいモノしかつくらないというのはもはや意味不明であり、
確かに改善が見られないゲームもあるが、どうぶつの森では道具をボタン一つで切り替えられるようになったり、
スターフォックス64 3Dでは途中セーブができるようになったりと、改善しているゲームもあるわけで、もはや
言っていることが完全に支離滅裂である。

そもそも、改善という考えがないことをまるで良いことのように語っているのが最強にやばい。
社長からしてやばいのでしょうがないのかもしれないが、任天堂に入社するとこんな変な考えを刷り込まれて
しまうのか?
企画書はない→マリオギャラクシーやスマブラXの社長が聴くでは企画書を公開
新しいモノしか作らない→シリーズ物が多く、マンネリも多い
改善という考え方はない→改善することもある
言っていることとやっていることが違いすぎてわけがわからないが、管理職がこんな調子ではどうしようもない。
とりあえず、現場では頑張っているであろう開発スタッフ。幹部の意味不明な発言に惑わされず、きちんと改善した
面白い続編や新作を出して欲しいものである。
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