古くは、ドラクエ3のピラミッドでボタンを順番に押すような仕掛けがあり、 ドラクエ5のラストでも部屋を動かして進むような仕掛けがあったが、 スイッチを押して開いた扉に入る、というようなシンプルなものならともかく、面倒で複雑なパズル要素は テンポを悪くするだけであり、全く必要ない。 中でも、テイルズシリーズは特にひどく、動く床を使った複雑なパズルや、 ソーサラーリングの属性を変えて進むものなど、うざい仕掛けのオンパレードで、その間に雑魚とのバトルが 何度も発生するなど、もはや苦行としか考えられないレベルである。 また、最近ではスカイリムにもイルカや蛇の絵を合わせるような面倒なものがあったが、1つのダンジョンだけ ならともかく、他のダンジョンでも同じ仕掛けがたびたび出てくるのが最強にうざい。 他にも、FF10のスフィアを入れて進むダンジョン、FF12の水門を操作するダンジョン、FF13-2の一筆書きで 進むダンジョンなど、無駄にパズル要素を取り入れてテンポを悪くしているRPGは星の数ほどある。 はっきり言えば、RPGのダンジョンで重要なのは、バトルと適度な迷路による探索の楽しさである。 パズル要素はゼルダやレイトンのような謎解きゲームでやればいいわけで、敵を倒してキャラを強化しながら 宝箱で武器防具を取得して進むようなRPGには相応しくない。 パズル要素を入れれば簡単にプレイ時間を引き伸ばすことができ、ボリュームがあるように見せかけることが できるのかもしれないが、RPGであれば、きちんとストーリーやイベントやダンジョンや街の数などで、 ボリュームを出して欲しいものである。 |