ソーシャルゲームはまもなく衰退する

ソーシャルゲームの課金で絶好調のモバゲーやグリー。その会員数はDSの販売台数を超えるほどまでに成長、
ということだが、肝心の課金ゲームを見るとしょぼいの一言。
今人気のドリランドの戦闘などを見ても、単に1枚絵がオートでひたすら順番に攻撃するだけ、というひどさ。
そこには何の戦略もなく、単にたくさん課金して強いカードを手に入れれば勝ち、というつまらないものでしかない。
こんなゲームで儲けている企業を見ると、真面目に良ゲーを作っている企業があまりにも可哀想になって来るが、
そもそも、こんなゲームが儲かってしまう一番の原因は、こーいうものにお金を払ってしまうユーザーが大量にいる
ということである。

例え、企業がひどい課金ゲームを売り始めたとしても、ユーザーが買わなければ、その商売は成り立たない。
CMを大量に打ちまくったとしても、ロコロコのように見向きもされないゲームもあるわけで、結局売れるか売れないかは、
ユーザーに掛かっている。

しかし、こんな現状がいつまでも続くはずもない。ブームというものは必ず廃れる日が来る。
かつては脳トレやWiiスポーツなどで売れまくった任天堂も、現在は苦戦しているわけで、モバゲーやグリーも
数年後には飽きられて見向きもされなくなることだろう。

どこでもいっしょにハマッたOLの一体何人が現在、週刊トロ・ステーションを見ているのか?
ダンスダンスレボリューションにハマッた女子高生の一体何人が今もゲーセンで最新作をやり続けているのか?
DSの脳トレを始めた中高年の一体何人がいまだにDSを使い続けているのか?
たまごっち、携帯テトリス、ムシキング、ラブandベリーブームは現在どーなったのか?

ゲーマーとしては、一刻も早くこのくだらないブームが過ぎ去ってくれることを祈るばかりである。

※その後、グリーとDeNAはブームも去って落ち込んだが、代わりにパズドラのガンホーと黒猫のウィズのコロプラ、
グランブルーファンタジーのサイゲームスが台頭し、スクエニやバンナムや任天堂までがスマホ課金ゲーに参入する始末。
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