ゼノブレイドはこうすれば面白くなる

ゼノブレイドは糞ゲーという結果に終わったが、では逆にどうすれば面白くなったのかを考えてみることにする。

まずは戦闘だが、シームレスにこだわるならば、アクションにすべきだろう。
アクションにし、敵の攻撃を回避できるようにすることで、より臨場感が高まる。
攻撃もオートではなく、直接戦うことで没入感や爽快感が増す。
アーツと組み合わせることで、格闘ゲームのようにコンボを繋げて楽しめるものにすれば、
戦闘は大幅に楽しくなるだろう。

そして、フィールドや町だが、これは大幅に縮小すべきである。
無駄な移動時間を極力減らすことで、イベントの起きる感覚が早まり、テンポが増す。
無駄にマップが広いだけでは世界の広がりは生まれない。
様々な文化の町を用意し、冒険の楽しさを出さなければならない。
また、素材やクエストなどの余分な要素は極力排除し、物語に集中させることも必要である。
最近少なくなった空飛ぶ乗り物も、入れておくべきだろう。

ストーリーは、せっかくゼノ、とつけるのならば、ゼノサーガと繋がるようにすべきである。
ゼノサーガ以前の時代に設定し、未来視でゼノサーガの時代の断片をイベントで挟めば、
ゼノサーガファンにアピールできるだろう。
逆に、ゼノサーガ時代より後の文明が滅び、再生した時代にし、過去の遺物を発見していく、
というターンエーガンダムのようなものでも良い。
どちらにしろ、徐々に明らかになる謎、のようなものは必須である。

グラフィックはWiiなのでこのままでいいが、目の大きさと顔のバランスがおかしい点は直すべきだろう。
フィールドを縮小することで、より人物のポリゴン数を増やすことも可能かもしれない。

ざっと見てきたが、特に新しいことをやる必要はない。
普通のことをやればいいだけである。
普通のことの積み重ねが、普通に遊べる良作ゲームを生み出すのである。
オンラインRPGでもないのにわざわざつまらないシームレスコマンド戦闘を選択してしまった時点で、
このゲームの失敗は約束されていたのである。
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