売れないジャンルは存在しない

よく、今まで失敗した分野に挑戦することは無謀と言われるが、
歴史を見れば、そんなことは断じてないことがわかる。

ゲームで見れば、そもそも、ファミコンもアタリショックでゲーム市場が完全に閉鎖的になった状況から
見事に復活を遂げたわけで、いくら見向きもされなくなろうが、失敗してコケようが、
やりようによっては十分に挽回できる。
ゲームのジャンルも同じで、例え斜陽になろうが、いくらでも復活は可能である。

例えば、長年、お勉強ゲームは売れないと言われ続けていたが、DSでブームが起こり、
漢検DSなどは60万本も売り上げている。
ADVも、人気が落ち込んだと言われる中、逆転裁判やレイトンは大人気シリーズに成長している。

つまり、売れないジャンルというのは、ジャンルそのものが売れないわけではなく、
現在そのジャンルで出ている商品が売れていないだけなのである。
これは、ポケモンやドラクエが売れているからといってRPGの全てが
売れるわけではないのと同じことである。

近年、シューティングや格闘ゲームは売れないと言われているが、
これも、現在出ているケイブやカプコン、SNK、アークシステムワークスのゲームが
売れていないだけで、ブームを巻き起こすことは十分可能である。
また、ゲーム内容だけではなく、任天堂のCMのような、芸能人を起用した商品の見せ方などにも
工夫が必要であると言えるだろう。
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