多人数同時参加型オンラインRPGは、FF11を含め無数にあるが、日本ではどれも人気がない。 中国や韓国ではなぜか人気があるが、日本ではもはやMMORPGは廃人しかプレイしていない。 では、なぜ人気が出ないのか? 答えは簡単。 日本人にとって、FF11を含めて、MMORPGはつまらないからだ。 RPGの面白さと言えば、先に進めたくなるストーリーや個性のあるキャラ、そして戦闘の面白さ、育成要素などが 上げられるが、MMORPGには明確なストーリーはほとんどなく、キャラも誰かが作ったものなので、 格好いいセリフを言ったりする個性のある仲間などはおらず、出生の秘密などの設定も何もない。 更に、戦闘は敵をクリックしてひたすら殴り合ったりするものばかりで単調そのもの。 唯一存在するのは育成要素だが、これも育成に非常に時間が掛かりすぎるのですぐに飽きる。 結局、MMORPGでやっていることといえば、レベル上げや金集めの繰り返しであり、 雑魚をひたすら何百匹と倒して、ひたすら落とした素材を拾う作業をしなければならない。 しかも、それを何百時間と繰り返してようやくまともな装備が手に入る。 こんなものが面白いわけがない。普通のゲーマーは3日以内にやめるのが普通だろう。 だが、たまにハマって、廃人になったり、アイテム課金で金を使い込んだりする奴がいて、そういう奴が 企業のカモとして、MMORPGの運営の資金源になるから困る。 企業も最初から、ゲームとしての面白さよりも、いかに長くプレイさせて金を搾り取るか、ということばかり 考えており、どのゲームもまともなバランスにはなっていない。 こんなゲームばかりだから、MMORPGは一向に人気が出ない。 では、どのようなゲームにすれば、MMORPGが人気が出るか? これも答えは簡単だ。 一般ゲーマーが普通に遊べるゲームにすればいい。それだけだ。 まともな戦闘、まともなゲームバランス、そして、ストーリーと個性のあるCPUキャラ。 これらが揃えば、間違いなく日本でもMMORPGは人気が出るだろう。 残念ながら、スクエニは相変わらずFF11と同じ方向性でFF14を作っているので 全く期待はできないが、いつの日かどこかで面白いMMORPGが生まれることを期待したい。 |