俺的微妙ゲーその94『レイマン オリジン』

レイマン オリジン
ユービーアイのマスコットで、海外では人気のこのゲーム、微妙である。

このゲーム、シンプルな横スクロールアクションで、キャラは日本人受けしなさそうな微妙なキャラだが、
アニメのような世界観は良くできており、パンチや踏み付けで敵を倒したり、水に流されて進んだり、
壁キックで上ったりと、それなりに楽しめるアクションゲームになっている。
また、比較的死にやすい難易度のゲームではあるが、死んでもチェックポイントから無限にやり直せるため、
やり直しが苦にならない良い作りになっていると言える。

しかし、特に面白いステージはなく、ワールドの最後にボスがいなかったり、アクションにしては
シューティング面が多かったり、ステージを進めるとキャラが増えるが、性能が同じでつまらなかったり、
ダッシュがＬＲでやりにくかったりと、その辺はいまいちで、次のワールドに進むためにはエレクトゥーンという
NEWマリオで言えばスターコインのようなものを一定数集めないと駄目なのは、面倒な部分であると言える。

とは言え、最初にPSやサターンで出たレイマンに比べれば、かなり遊びやすくなっており、このボリュームで
定価2500円というのはコストパフォーマンスを考えれば素晴らしいものがある。
今作にゲーム性が近いドンキーコングリターンズは、操作性の悪さと高すぎる難易度がひどかったが、次回作では
せめて普通の操作性にして、リトライを無限にするなど、遊びやすくして欲しいものである。