俺的微妙ゲーその71『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』

ゼルダの伝説 神々のトライフォース
スーファミで出たこのゼルダ、微妙である。

初代ゼルダはヒントが少なすぎて何をすればいいのかわからないゲームだったが、今作は次に行く場所が
地図に示され、全体地図もいつでも見れるなど、大幅に遊びやすくなっている。
また、アクションはつかみアクションやダッシュが加わり、ツボなどを壊すことで回復アイテムが出たりと
難易度も下がり、ゲームバランスも改善されている。
更に、ボス戦はそのダンジョンで手に入れた武器で戦うというパズル的アクションとなり、ダンジョンの
仕掛けも多彩になり、アイテムを効果的に使って進んだりと、攻略の楽しさがより高まっている。

しかし、光の世界はダンジョンが5つとテンポ良く進むが、後半の闇の世界はダンジョンが8つもあり、
かなり長い。しかも、目的地は示されるが、どうやって辿り着くのかというヒントがいまいち少なく、
ダンジョンに行くまでに特定のアイテムを手に入れておかなければならなかったりと、おつかい要素も多い。
また、オカリナというワープできるアイテムがあるが、闇の世界では使えず、光と闇の二つの世界を
ちょくちょく切り替えなければならないのは、遊びにくい部分であると言える。

その後、夢をみる島では謎解きが更に面白くなったが、時のオカリナ以降の3Dゼルダではテンポが悪くなり、
最近では操作すらやりにくくなるなど、どんどんひどくなるこのシリーズ。
次に出るであろう3DSのゼルダでは、普通のボタン操作でテンポも良いまともなゼルダにして欲しいものである。
inserted by FC2 system