俺的微妙ゲーその467『エストポリス伝記』

ネバーランドカンパニーが開発したこのスーファミRPG、微妙である。

エストポリス伝記プレイ動画
このゲーム、モンスターと戦う見下ろしファンタジーRPGで、難易度は普通で英雄の子孫が復活した破壊神と
戦うという王道な内容はまあ良いのだが、エンカウントは若干高めで戦闘はドラクエ風だが行動は素早さ順で
ゲージもないため分かりにくく、ワープや脱出アイテムはあるがルーラのような魔法は４人目の仲間が加わるまで
使えず、町やダンジョンは同じようなものが多くあまり特徴がなく生贄を助けたり宝石を集めたり伝説の剣を
入手したりするが最後の記憶を失って復活するシーンはまあ良いが全体的にいまいち盛り上がりが薄く、
アイテムや魔法の効果が表示されなかったりなぜか戦闘中の背景がなかったり同じダンジョンに行かされる
いらないイベントがあったりパーツを集める作業があったりなど、微妙な要素が多いのはいまいち面白味がない。
普通に背景を付けて普通のターン制にしろよ、という感じだが、もう少し町やダンジョンの特徴を出すべきだろう。

というわけで、色々と微妙な今作。
その後に出た２はましだが、DSのエストポリスはなぜか爽快感のないしょぼいアクションRPGになるなど、
大幅に劣化しているのだからいい加減にして欲しいものである。