俺的微妙ゲーその443『アーク・ザ・ラッド３＆ポポロクロイス物語２』

ソニーがPSで出したこのRPG、微妙である。

アーク・ザ・ラッド３プレイ動画
このゲーム、今回も戦闘がシミュレーション風のRPGで、戦闘のテンポはより良くなりストーリーはシリアス度は
下がったもののキャラの掛け合いなどコミカルな内容はまあ良く前作のキャラも一部登場するなどまあ悪くは
ないのだが、ギルドの仕事が主体になり特定のモンスターを倒すなどの作業をやらなければならないのはだるく、
グラフィックがドットではなくポリゴンになり汚くなったり仲間は今までと比べると少なく４人しか出撃できず
ダンジョンでは敵を倒してもまたそこを通ると復活して面倒だったりなど、１や２より劣化しているのは
いまいち面白味がない。

ポポロクロイス物語２プレイ動画
また、ポポロクロイス物語２は絵本のような世界を冒険するRPGで、前作より戦闘のテンポが良くなりイベントで
ボイスが付いたり恋愛要素ありのファンタジーで王道なストーリーなどこれまた悪くはないのだが、移動が
速いせいもあるがエンカウントが高く難易度は高くはないが一部のボスだけ強かったり、仲間は増えたが
主要キャラ以外は空気で主題歌も前作と比べるといまいちなのは残念なものがある。
外伝のポポローグよりは大分ましだが、もう少し遊びやすくすべきだろう。

その後、3D化などでテンポが悪化したりスマホの課金ゲーになるなど共に大幅に劣化したこのシリーズ。
最近のソニーは洋ゲーばかりでこの手のゲームを出す気が感じられないが、またこういう古き良き日本の
ゲームをどこかで出して欲しいものである。