俺的微妙ゲーその42『バイオハザード リベレーションズ』

バイオハザード リベレーションズ
3DSで出たこのバイオ、微妙である。

このゲーム、バイオ4や5のようなTPS操作で移動はしやすく、武器はボタン一つで切り替えられ、Aボタンを
押すだけでハーブで回復、マップは常に下画面で確認でき、セーブはオートなど、遊びやすく作られている。
しかし、常にパートナーがいたり、キャラや場面がコロコロ変わるためかいまいち閉塞感や恐怖感がなく、
敵はゾンビではなくツルツルの化け物が基本のため、いまいち気持ち悪さがない。

また、初代バイオにあったような探索要素が薄く、いちいちスキャンしないと取れないアイテムや見えない敵が
いたり、武器を構えながら動けるようになったものの、Lボタンを押しながらでないとできず、
構え中は移動速度が極端に遅いために一般的なTPSのようにキビキビ動けないなど、いまいちやりにくい。
そして、グラフィックはゲームキューブのバイオ1リメイク並ではあるが、ムービーシーンは粗く、
場面の切り替わりのロード時にカクカクしたりと、3DSではこれが限界なのか、と感じさせる出来になっている。

とは言え、バイオの中ではそれなりに遊べるこのゲーム、全く別物と化したバイオ5と比べれば大分ましには
なっていると言える。
11月に出るというバイオハザード6はゾンビが復活するらしいが、単なるゾンビ撃ちまくりTPSではなく、
恐怖感や探索要素のあるホラーゲームに仕上げて欲しいものである。
inserted by FC2 system