俺的微妙ゲーその416『鉄拳タッグトーナメント&鉄拳4&ことばのパズルもじぴったん』

ナムコが出したこのPS2ゲーム、微妙である。

鉄拳タッグトーナメントプレイ動画
鉄拳4プレイ動画
このゲーム、初のタッグシステムになった格ゲーで、基本は今まで通り爽快感があり敵を浮かせて交代して攻撃を
繋げたりできるのは良いのだが、タッグ専用の技は種類が少なく新キャラはラスボスしかおらず新鮮味が薄く、
PS2版はエンディングがあるが今までのようなムービーではなくそのままのグラフィックを使った手抜きで内容も
薄いのはいまいちで、4ではボクサーのスティーブとボブサップのようなマードックが加わったのは良いがキャラが
大幅に減ったりコンボットというどうでもいいロボキャラが加わったりなぜか主人公の技が変わったり、ステージが
無限に移動できなくなったのはまあ良いがポジションチェンジという位置を入れ替えるだけの技が基本の投げコマンドで
出るのは邪魔くさく、エンディングはムービーに戻ったが一部は内容の薄すぎる手抜きでおまけの鉄拳フォースは
カメラが見にくく同じ敵ばかり登場するなど、何ともいまいちな格ゲーに仕上がっている。

ことばのパズルもじぴったんプレイ動画
また、もじぴったんは文字をマス目に配置して言葉を作っていくパズルで、2文字でも3文字でも読める言葉や
縦と横で違う読み方の言葉などを作って次々とコンボを稼いでいくのは面白くなかなか気持ち良さがあるのだが、
入れられる文字が限定されているステージは難しく問題は多いが結局はそれの繰り返しで発展性がないのはいまいち
飽きやすい。
クロスワードと違い自由に文字を入れられるのは新しいが、飽きさせないためにも決まった文字を入れるような
モードも入れて欲しいところだろう。

というわけで、色々と微妙な今作。
鉄拳7では最初から入れておくべきキャラが有料で追加されたが、新技が少なくストーリーのない手抜きな上に
ノクティスやニーガンなどどうでもいいコラボキャラが参戦しているのは何とかして欲しいものである。
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