俺的微妙ゲーその410『百の世界の物語&ドカポン王国IV&ドカポン3・2・1』

ファミコンやスーファミで出たこのボードゲーム、微妙である。

百の世界の物語プレイ動画
このゲーム、RPGをボードゲームにしたようなドカポンの原点のようなゲームで、マスを移動して町で村人の頼みを
聞いたり装備を買ったりレベルを上げてキャラを強化していくのはまあ良くプレイヤー同士で対戦もできるのは
面白いのだが、ストーリーは3種類ありドラゴンを倒したり姫を連れ帰るものなどがあるが大して変わらずバトルは
1回攻撃するとボードゲーム上の次の自分のターンまで待たなければならないのはテンポが悪く、先に目的を達成
しても結局は終了時に金と経験値が多いキャラが勝つというシステムで勝っても祝福するような演出がなくあっさり
終わるのはいまいち残念なものがある。

ドカポン王国IVプレイ動画
ドカポン3・2・1 嵐を呼ぶ友情プレイ動画
また、ドカポン王国IVはタイトルは4だが1作目で同じようなRPG風ボードゲームなのだが、こちらはルーレットで
進む歩数を決めたり勝利の演出もあるのは良いが戦闘の発生率が高くこれまた1ターンずつ進行するためテンポが悪く、
最低でも3人プレイなため1VS1ができずストーリーモードがなく2プレイヤー目の設定はいちいち2コンを使わ
ないと駄目な意味不明仕様だったり、2作目の3・2・1ではシナリオモードが加わったがなぜか柴田亜美がキャラ
デザインでいまいち魅力がなく他は大して変わらないなど、いまいち面白味がない。
やはり戦闘は勝負がつくまでやるべきであり、その分HPを少なめにしてテンポ良く遊べる作りにすべきだろう。

その後、外伝はなぜかクォータービューのマップをひたすら回って装備を強化して戦う別ゲーになりバトルに
時間が掛かるなど更にテンポが悪くなったり、PSで出た怒りの鉄剣ではボイスが付いたが戦闘はしょぼいポリゴンに
なりロードや演出が無駄に長くテンポが悪いなど、劣化したこのシリーズ。
3・2・1をリメイクしたドカポンキングダムはキャラデザインもクセが少なく一番ましだが、もう少しテンポ良く
改良した新作を出して欲しいものである。
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