俺的微妙ゲーその399『Bloodstained:Curse of the Moon』

ドラキュラシリーズの五十嵐孝司がプロデュースしたこのアクション、微妙である。

ブラッドステインド:カース・オブ・ザ・ムーンプレイ動画
このゲーム、悪魔城伝説のような横スクアクションで、剣士、鞭を使う少女、魔法を使う老人、コウモリに変身
できる男の4人を切り替えながら色々なモンスターを倒していくのはまあ良く仲間ごとにHPは別で残機無限で
ダメージで吹っ飛ばされないカジュアルモードを選べるなどそこは良いのだが、ステージは特に面白いギミックも
なく平凡でなぜか死んだキャラはステージをクリアするか全員死なないと復活しない糞仕様なのは遊びにくく、
特定のキャラでしか入れない部屋などが多いが今時ステージ選択すらなく無駄にステージが長いものがあるなど、
何ともいまいちなアクションに仕上がっている。

また、色数の少ないファミコン風グラフィックはいまいち美しさがなく敵のデザインやBGMも特に良いものはなく
効果音はそこまで悪くはないが昔のドラキュラの方が良く、ボスはゴエティアという魔導書が出典のものが多いが
マイナーすぎて分かりやすいモンスターがおらず、ボスのHPが表示されずラスボスは画面の上にいてなかなか
ダメージを与えられないのは遊びにくい。
今作はインティ・クリエイツが開発したらしいが、もう少し面構成を面白くして欲しいところだろう。

というわけで、色々といまいちな今作。
本編のブラッドステインド:リチュアル・オブ・ザ・ナイトはいつ出るのか知らないが、せっかくファンから
集めた資金を無駄にしない出来にして欲しいものである。
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