俺的微妙ゲーその386『鉄拳１＆２＆ソウルエッジ』

ナムコがアーケードやPSで出したこの3D格ゲー、微妙である。

鉄拳プレイ動画
このゲーム、空手家、タイガーマスクのようなプロレスラー、ブルースリーのような拳法家、刀を持った般若の面の男
など個性のあるキャラが戦う格ゲーで、効果音は気持ち良さがありバーチャと違い攻撃が左右のパンチとキックで
４種類あり場外はないがダウン中に下段攻撃が効いたり、後ろを押せば2D格ゲーのようにガードできるのはやりやすく
キャラごとに中ボスが違う上に家庭用ではクマや相撲キャラなどの中ボスキャラが全員使えたり一人一人にエンディング
ムービーが用意されているなどなかなか良くできているのだが、キャラの顔はいまいちカッコ良さがなく家庭用では
難易度を選べるがイージーでもあまり敵が弱くなくプラクティスモードがないのはいまいち遊びにくい。

鉄拳２プレイ動画
また、２では多少顔は良くなったがいまいちカクカクで、テコンドー使いやキックボクサー、カンガルー、ジャッキーチェンに
似たキャラが加わり背中を向けた状態や寝た状態で別の技が出せるなどトリッキーな技が使えるのは面白いが
酔拳は使えず、プラクティスモードが搭載されたり１よりは難易度は下がったがイージーでも強めのキャラがいたり
相変わらず中ボスを解放してもキャラ一覧に表示されないのは選択しにくく遊びにくい。

ソウルエッジプレイ動画
更に、ソウルエッジは武器で戦う3D格ゲーで、縦斬り、横斬り、蹴りの３種類の攻撃で戦うゲームなのだが、効果音は
良いがなぜかバーチャのようにボタンでガードをしなければならないのはいまいちで、キャラは侍やくノ一、騎士、
海賊などは良いがヴォルドという目隠しで戦うスキンヘッドの男は不気味すぎて魅力がなく、家庭用では武器を入手して
進むモードが追加されたがエンディングは鉄拳のようなムービーではなく途中で特殊な操作をしないとバッドエンドに
なるのは意味不明すぎて納得がいかないものがある。
アーケード版の初期バージョンはラスボスがやたら強かったらしいが、エンディングは普通に鉄拳と同じくムービーに
すべきだろう。

その後、共に多くの続編が出たが最近は停滞気味のこのシリーズ。
最近ではソウルキャリバー６が発表されたが、どうせまた魅力のない新キャラが加わったロードの長い劣化版になるに
違いない。