俺的微妙ゲーその37『ドラゴンクエスト２ 悪霊の神々』

ドラゴンクエスト２ 悪霊の神々
ドラクエの第２作目であるこのゲーム、微妙である。

このゲーム、３人で冒険するパーティー戦が楽しめるのは良いのだが、サマルトリアの王子が弱く、後半は
ほとんど役に立たないのが痛い。
また、１に比べてマップがかなり広くなったが、ルーラで行けるのは最後にパスワードを聞いた街のみという
遊びにくさ。他にも、紋章が攻略を見なければわからないような非常にわかりにくい場所にあったり、
落とし穴だらけのダンジョンや、やたら強い後半の敵など、ゲームバランスは良いとはいえないレベルになっている。
それでも、キャラの育成や世界を船で冒険する楽しさ、様々なダンジョンを進み、武器防具を手に入れる楽しさ
などは、最近のRPGにはない魅力があり、特徴あるモンスターや音楽もゲームの面白さを広げていると言える。

その後、今作はスーパーファミコンでリメイク版が出たが、難易度は調整されたものの、ルーラの使いづらさは
そのままで、移動速度も遅く、いまいち遊びやすくなっていない。
最近はWiiにそのまま移植するという暴挙を行ったスクエニだが、
DSのドラクエ４や５のように、モンスターにアニメーションを付けたりなど、遊びやすくパワーアップさせて
リメイクして欲しいものである。