俺的微妙ゲーその36『ロックマン』

ロックマン
カプコンを代表するこのアクション、微妙である。
このゲーム、やはりカプコンなだけに難易度が高い。雑魚は数が多く、穴や針での即死も多く、特にボスの
イエローデビルなどは完全にパターンを覚えなければ倒せず、ファミコン版はパスワードすらないのは何とも
いまいち遊びにくい。

また、PSPでリメイクされたロックマンロックマンは簡単なモードが追加されたり、ボスやステージが増えたり
セーブもできるようにはなったが、チャレンジモードが難しすぎたり、２等身で見た目が子供っぽくなったのは
いまいち何がしたいのかわからない。

しかし、魔界村に比べればHP制でジャンプも制御でき、ボスで死んだら直前で始まるなどの遊びやすい部分も
あり、ボスの弱点武器で戦うと有利に戦えたり、ブロックが現れて消えるギミックなど、良いアイデアが色々と
詰まっており、コミカルなボスのデザインも良く、ゲームバランスはいまいちなものの、そこそこ面白い
アクションシューティングにはなっていると言える。

その後、２以降はＥ缶やパスワードシステム、スライディング、サポートメカ、チャージショットなど色々な
ものが追加されていったが、段々とステージやボスの武器がマンネリで面白みのないものになり、グラフィック
も７や８は綺麗になったものの、９や10で再びファミコンレベルに戻るなど、いまいち進歩が見られないこの
シリーズ。10ではイージーモードが追加されて難易度の面で遊びやすくはなったが、次はそろそろ新要素や
グラフィック面でも正統な進化を遂げてもらいたいものである。