俺的微妙ゲーその348『闘神伝１＆２＆３』

タムソフトが開発したこの3D格ゲー、微妙である。

闘神伝プレイ動画
闘神伝２プレイ動画
このゲーム、刀や鞭や棍棒などで戦う3D武器格ゲーで、コマンドで必殺技や超必殺技が出せるなど2D格ゲーの要素もあり
キャラデザインや効果音もまあまあなどそこそこ面白い出来に仕上がっているのだが、ラスボスは飛び道具がやたら強く
難しくエンディングは文章が少し出るだけなのは面白味がなく動きが若干もっさりで、２ではトンファーや鎌や拳銃を
使うキャラが加わり前作では一人しか出て来なかった四大幹部が続々登場するのは良いもののラスボス戦は難易度を
下げてもまだ難しく相変わらずエンディングは文章がスクロールして終わるだけの手抜きなのは何とも残念なものがある。

闘神伝３プレイ動画
また、３ではようやく簡単な難易度が選択できチェーンソー使いが加わったのは良いが他はコンパチキャラばかりで
じいさんキャラがなぜか猿になったり、なぜか場外がなくなりステージに壁や天井が付いたが敵を天井に打ち上げると
それが落ちて来た時に真下にいると自分もダメージを受けたり、１試合に２回まで使える多段ヒット技が加わったが
60フレームで動くモードはポリゴンがしょぼく、１キャラクリアするごとに隠しキャラが解放されるが戦うキャラが多く
ボスまでが長く相変わらずエンディングが手抜きなのはいまいち面白味がない。
マイケル・ジャクソンに似たコンパチキャラがいるのが謎だが、ヌンチャクやブーメランなど他の武器を使う新キャラを
もう少し増やすべきであり、８人倒したらボスでエンディングにするなどテンポも改善すべきだろう。

他にも、２等身になったりパズルになったりと色々出たがキャラを一新して劣化した昴を最後に終了したこのシリーズ。
最近のタムソフトはお姉チャンバラや閃乱カグラなどの糞アクションばかり開発しているが、グラフィックやモーションは
昔より良くなっているだけに最後に闘神伝の新作を出して終了して欲しいものである。