俺的微妙ゲーその337『リーサルエンフォーサーズ１＆２』

コナミが出したこのガンシューティング、微妙である。

リーサルエンフォーサーズプレイ動画
このゲーム、人質や通行人を撃たないようにしながら銀行強盗やハイジャック犯などを倒していくガンシューティングで、
効果音はまあ良くステージは中華街やカーチェイスシーンなど色々ありそこそこ爽快感のあるゲームに仕上がっている
のだが、グラフィックは画質の低い実写で汚く１ステージが長めでいまいちテンポが悪く、ボスは攻撃が激しく無駄に
固く難しくスーパーファミコン版は裏技を使わないとコンティニュー制限があるのはいまいち遊びにくい。

リーサルエンフォーサーズ２ ザ・ウエスタンプレイ動画
また、２では舞台が西部開拓時代になり馬や列車に乗りながら進むステージなどが登場するが他は変わらず、やはり
グラフィックが実写で汚くテンポもいまいちだったり、武器は２丁拳銃や機関銃など色々あるのは良いがボス戦では
出現せずやはりボスが固いのは何とも進歩が見られない。
そもそもなぜ実写にしたのか知らないが、これなら普通にドット絵にすべきであり、もう少し敵を減らして次々シーンが
切り替わるなど、もう少しテンポの良いステージ構成にすべきだろう。

その後、セイギノヒーローという日本が舞台の外伝的な別ゲーも出たが正統な続編は出ず終了したこのシリーズ。
バーチャコップに人気を奪われたとは言え、サイレントスコープを出すならこっちのシリーズをもう少し出して欲しかった
ものである。