俺的微妙ゲーその312『ギャラクシアン＆キング＆バルーン＆ギャプラス』

ナムコが初期に出したこのシューティング、微妙である。

ギャラクシアンプレイ動画
このゲーム、スクロールのない面固定のシューティングで、画面内にいる敵を全て倒せばクリアというシステムで、
インベーダーに比べると敵がカラフルで敵が向かって来ながら弾を撃ってくるなどよりゲームらしくよくできている
のだが、一度に弾は一発しか撃てずパワーアップ要素もなく、ステージが１種類しかないのは何とも単調ですぐに
飽きる。
当時としてはこれが普通とは言え、せめてファミコン版はもう少し敵やステージを増やして欲しかったところだろう。

キング＆バルーンプレイ動画
また、キング＆バルーンも同じようなシューティングで、こちらはギャラクシアンよりは弾が早くテンポが良く、
敵が王様をさらってすぐに撃って助ける要素があったり王様がしゃべるなど若干の進歩を感じさせるものの、
敵が風船というのはいまいち魅力がなく、やはりステージが１種類しかないのは非常に飽き易い。

ギャプラスプレイ動画
更に、ギャプラスはギャラガに似た虫のような敵を倒していくシューティングで、今回は左右だけでなく上下にも
移動できるようになったり敵を大量に捕獲できる武器で敵を仲間にして一気に撃ち込むなどそこはなかなか面白い
のだが、効果音はギャラガの方が良く、敵も色がカラフルではなくなったのはいまいちで、大量に敵を仲間にしても
横に並ぶため結局すぐにやられたり、敵をひたすら跳ね返すボーナスステージもギャラガと比べると単調すぎるのは
いまいち面白味がない。
敵を捕獲できるのはいいが、せめて３列ぐらいに隊列を組むようにしたり、敵の色やボーナスステージはもう少し
ギャラガのような派手なものにして欲しかったところだろう。

というわけで、ギャラガと比べるとどれもいまいちな今作。
最近は3DSでまたファミスタが出たが、それならギャラガの新作も出して欲しいものである。