俺的微妙ゲーその301『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』
電撃文庫のキャラが戦うこの格ゲー、微妙である。
電撃文庫 FIGHTING CLIMAX PV
このゲーム、ソードアートオンラインやとある魔術の禁書目録、俺の妹がこんなに可愛いわけがない、などのキャラが
登場する格ゲーで、開発はフランスパンというメルティブラッドを作った同人サークルで、アニメーションや操作性は
まあ普通で技のコマンドはどれもほぼ同じでまあ遊び易く、セガが販売なだけにバーチャファイターのアキラや戦場の
ヴァルキュリアのキャラが使えたりなどそこはまあ良いのだが、効果音はいまいちでヴァルキュリアの自爆技が
やたら強かったり、電撃文庫のくせになぜか背景は全てセガのゲームを題材としたものだったり、キャラも電撃文庫な
だけに微妙なものが多くキノの旅やブギーポップなどはサポートキャラとして呼び出せるだけで使えず、全体的に
女子高生キャラがやたら多いのは偏りすぎていまいち面白味がない。
人気作品を集めたら自然にこうなったのか知らないが、もう少し色々なキャラが欲しいところであり、背景は普通に
各作品の世界観から一つずつ持ってくるべきだろう。
結局、ゲーム部分は悪くはないがキャラ的にいまいちな今作。
近々出る完全版のIGNITIONはたったの3人増えるだけの手抜きらしいが、ここまでセガのゲームの世界観を押し付ける
ならセガキャラオンリーの格ゲーを出して欲しいものである。