俺的微妙ゲーその282『サンダーフォースVI』

サンダーフォース６プレイ動画
PS2で出たこのサンダーフォース、微妙である。

このゲーム、今まではやたら難易度が高くボスも固かったが、今回はようやく誰でもクリアできる難易度が選べる
ようになり、ボスは固くなくステージは長くなく溶岩地帯や氷地帯や変形するボスなどデザインもまあまあで、
グラフィックは3Dだが５よりは大分良くなるなど、大分遊びやすく面白いシューティングに生まれ変わっている。

しかし、武器は自由に切り替えられるがパワーアップ要素はなく、爆発のエフェクトなどはいまいち手抜きっぽさが
あり、効果音は前よりは良くなったがまだいまいちで、相変わらずステージセレクトはできず、隠し機体を使って
難易度ハードでクリアしないとグッドエンディングが見れなかったり、ステージ名やボスの名前などが西夏語や
モンゴル語という読めない言語が使われていたり、ラスボスが気持ち悪い顔の胎児の化け物なのはセンスが悪すぎて
非常にヤバイ。
なぜこんな今までの世界観を無視した要素を入れたのか知らないが、続編なら当然余計なことはやめるべきだった
だろう。

結局、遊びやすくはなったがサンダーフォースファンには今までの世界観をぶち壊したシリーズ最悪の糞ゲーという
評価で叩かれまくった今作。
今作のプロデューサーの岡野哲(ゾルゲ市蔵)はこれがキッカケでセガを去り、今はヒューガという新会社を設立した
ようだが、群馬県から来た少女というこれまたトンデモな世界観のMSX風シューティングを作っているのはヤバすぎる
と言えるだろう。