俺的微妙ゲーその251『熱血格闘伝説＆いけいけ熱血ホッケー部』

ファミコンで出たこのくにおくんゲーム、微妙である。

熱血格闘伝説プレイ動画
このゲーム、熱血行進曲の格闘大会と同じく４人で戦えるのは良く、今回は電流の流れる壁や地雷のあるステージ
など色々選択できるようになったのは良いのだが、一部のキャラ以外は一新されて特徴も薄くなり、武器も場外も
なくなり、ダメージで敵がやたら吹っ飛ぶようになったり横に動きすぎる新技が加わるなど制御がしにくくなった
のは遊びにくく、水流や氷ステージは移動がやりにくいだけで面白くなく、オリジナルキャラも作れるが名前や
誕生日を入力するだけで自由に作れないのは何ともいまいち面白味がない。
これなら普通に格闘大会にキャラや技やステージや武器を加えてバランスを調整したものを出して欲しかったところ
だろう。

いけいけ熱血ホッケー部プレイ動画
また、熱血ホッケー部は名前の通りアイスホッケーで戦うスポーツゲームで、直接敵を攻撃できたり剣道の竹刀や
野球のバットで戦ったり、動きもスピーディーでなかなか面白いのだが、必殺シュートは出すタイミングが難しく、
１試合が前、中、後と分かれていて各３分もあるためにやたら長く、キャラが怒り状態になるとパンチやキックが
使えるがたまに反則で退場になるのは意味がわからず、非常に遊びにくい。
せっかく現実とは違う反則ありの格闘スポーツなら何でもありにすべきであり、試合時間ももう少し少なくテンポ
良くして欲しかったところだろう。

結局、面白い部分もあるがいまいちな今作。
その後もバスケや野球など色々出たが、結局どれもドッジボールの面白さを超えられなかったのは残念である。