俺的微妙ゲーその25『ベヨネッタ』

ベヨネッタ
デビルメイクライに似たこのゲーム、微妙である。

このゲーム、やはり元カプコンスタッフが作っただけあり、アクションは良くできている。
動きはスピーディーでモーションもなめらかで、ユニークなトドメアクションなど、豊富なアクションで敵を殲滅する
ことが可能になっている。
また、デビルメイクライ4は謎解きがうざかったが、このゲームにはほとんどなく、同じ場所をうろうろする
ようなこともなく、さくさく進むことができる。難易度選択も可能のため、誰でも最後まで到達できることだろう。

しかし、やはり最近のゲーム全般に言えることだが、ムービーが長い。
その上、ストーリーは特に面白くなく、キャラも微妙なため、初見でもスキップしたくなってくる。
更に、ステージの中にはバイクでレースするステージやシューティング面があるのだが、これが全く面白くない。
カメラワークも、見やすいのだが遠すぎていまいち迫力がなく、せっかくの良いアクションがいまいち活かしきれ
ていない。

そして、このゲーム、国内ではあまり売れなかったが、やはり一番の問題はキャラクターデザインである。
なぜ主人公がメガネの年増女なのか?プロデューサーの神谷の好みなのだろうが、これは余りにマニアックすぎる。
敵のデザインも、やたらごちゃごちゃしていていまいち記憶に残らず、特徴も薄い。
プラチナゲームズが出したゲームは今のところどれも、プロデューサーの趣味で作っているような感じで
いまいちパッとしないものが多いが、今後はもう少し多くのユーザーに共感を得られるようなわかりやすく特徴の
あるデザインにして、より面白いアクションゲームを作っていって欲しいものである。
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