俺的微妙ゲーその231『ワイルドガンマン&ダックハント&ホーガンズアレイ』

任天堂がファミコンで出したこのガンシューティング、微妙である。

ワイルドガンマンプレイ動画
このゲーム、画面にFIREと表示されたら素早く撃つというカービィのミニゲームの原点のようなゲームで、モードA
では敵が1体、Bでは敵が2体登場し、モードCでは次々と現れる敵を撃つという内容で、西部劇のような世界で
早撃ちをするというシチュエーションは良く、当時としてはまあまあ面白いガンシューティングに仕上がっている。

ダックハントプレイ動画
また、ダックハントは草むらから出てくるカモを3発以内に撃つというガンシューティングで、撃ち落とした後に
お供の犬が登場するなどコミカルな演出も良く、モードAでは敵1体、モードBでは敵2体、モードCではクレー
射撃が楽しめるなど、これもまあまあ楽しめるのだが、モードBでも弾を3発しか撃てないのは厳しく、犬の演出が
毎回入るのは段々と邪魔になってくる。
こういうものはせめてステージクリア時だけにして、もう少しテンポ良く次々と撃てるようにすべきだっただろう。

ホーガンズアレイプレイ動画
そして、3作目のホーガンズアレイではパネルに表示されたギャングを撃つというゲームで、同時に警察官や市民も
表示されるために判断力も求められるのは上記の2作とはまた違って良く、モードAではパネルが動かないがBでは
場面が市街地に変わってパネルも動き、Cでは空き缶を連続で撃ってスコアを競うなど、これもまあ良い出来なの
だが、ギャングと警察官の絵が似すぎていて瞬時に判断しづらいのはやりにくく、これは他の2作もそうだが、
敵の種類が少なすぎるのは何とも単調で飽きる。
ドンキーコングやマリオブラザーズもステージのバリエーションは薄いが、一応敵やステージの特徴は多少はあった
わけで、もう少しステージごとの違いというものを出して欲しかったところだろう。

とは言え、まあまあ面白い光線銃シリーズ。
結局たったの3作で終わってしまったのが残念だが、はじめてのWiiで少しリメイクされたダックハントもまあまあ
良かっただけに、もう少し色々なガンシューティングをダウンロード用ゲームなどで配信して欲しいものである。
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