俺的微妙ゲーその216『ソニック＆オールスターレーシング トランスフォームド』

トランスフォームド紹介ムービー
セガのキャラが集結するこのお祭りレースゲーム、微妙である。

このゲーム、ソニックやナイツ、SHINOBI、ゴールデンアックス、アレックスキッドのキャラなどが登場するお祭り
レースゲームで、コースもアフターバーナーやパンツァードラグーン、ジェットセットラジオと言ったセガの様々な
ゲームをモチーフにしたものが登場するというセガファン感涙のゲームなのだが、前作にいたシェンムーやバーチャ
のキャラはおらず、ファンタジーゾーンやスペースハリアーやファンタシースターのキャラやコースがないのは
いまいち納得がいかない。※芭月涼は海外ではDLCで登場

また、レース部分はそこそこスピード感があり、カーブも曲がりやすく、マリオカートのようなアイテムを使った
攻防もまあ良いが、アクセルやブレーキはLRを押さないと駄目で変更ができず、コースは一周が長めでだるかったり、
レース中はナレーターがベラベラしゃべるがテンションが低すぎてむしろ邪魔だったり(オプションでオフ可)、
変形して飛行して進むポイントがやたら多かったり、コースはグランプリをクリアするだけで増えていくが全部で
21しかなく、キャラはワールドツアーモードでスターをひたすら集めなければ駄目だったりと、何とも余計な要素が
多く非常にうざい。

せっかくこれだけのキャラがいるのになぜここまでアンロック条件を厳しくしてしまったのか知らないが、
少なくとも、前作では金を貯めてキャラを購入するだけで簡単にアンロックできたわけで、そこは変更する必要は
なく、飛行で進むポイントやコースの長さもマリオカート７程度に抑えるべきだっただろう。

結局、まあつまらなくはないがいまいちな今作。海外ではテニスも出ているらしいが、次はセガ版スマブラでも
出して、本家を超えるものを作って欲しいものである。