俺的微妙ゲーその211『スーパーポケモンスクランブル』

スーパーポケモンスクランブル
3DSで出たこのポケモンアクション、微妙である。

このゲーム、Wiiウェアで出た前作と同じくひたすら少ない技でボタンを連打して敵を倒しまくる単調極まりない
アクションで、ポケモンのグラフィックはしょぼいおもちゃのようなデザインで魅力がなく、レベルもないために
強いポケモンが手に入ったら弱いポケモンは切り捨てるというポケモン本編を全否定するような仕様で、進化すらない
という何ともポケモンらしくないゲームに仕上がっている。

しかし、弱い無数の雑魚をひたすら倒していくのはまあまあ爽快感があり、ステージによってはチームを組んで
戦うことができ、テンポ良くサクサクとステージをクリアしていくのはそれなりに面白く、これで育成要素があって
アクション性を高めればかなり面白いゲームになるのではないか？と感じさせるまあつまらなくはない出来のゲーム
になっていると言える。

その後、WiiUでも新作が配信されたが、グラフィックがテカテカになってステージは進んでいく要素がなくなるなど、
進歩どころか退化したこのシリーズ。
もし続編があるなら普通にレベル制にして色々な技を覚えたり進化できるようにして、グラフィックもポケモン本編と
同じものにするなどして、出して欲しいものである。