俺的微妙ゲーその21『スターフォックス&64』

任天堂が出したこの3Dシューティング、微妙である。

スターフォックスプレイ動画
このゲーム、テクスチャーもないカクカクのしょぼいポリゴンのグラフィックで出来た世界を進む3Dシューティングで、
ローリングで弾を回避したり敵を破壊するとポリゴンがバラバラになる演出や仲間から通信が入り救援する要素や2面の
コックピット視点で隕石地帯を進む迫力のシーンなど当時のゲームとしてはまあまあ良く出来ているのだが、ステージが
長くダメージもでかく難易度も高めなのは遊びにくく、ボムと若干のパワーアップ要素はあるが効果音はいまいち弱く
スーパーファミコンで無理矢理作ったせいでいまいちなめらかさが薄く、最初にコースのルートを選択できるが途中で
変更はできずセーブもできないなど、何とも残念な出来に仕上がっている。

スターフォックス64プレイ動画
また、64では大幅にグラフィックが進化し動きもなめらかになり日本語ボイスが付き効果音も良くなるなど色々と良くは
なったのだが、相変わらず難易度は高めでコースはステージ中に条件を満たすことで分岐するシステムになったがいまいち
わかりにくかったり、今回もセーブ機能がなくゲームをスタートしたら毎回1ステージ目から始まり一気に7ステージ分を
クリアしなければならないのはうざく、ステージセレクトもできないのはいまいち進歩が見られない。
この意味不明な仕様はヨッシーストーリーにもあったが、こんなものはステージクリア時にオートセーブにすべきであり、
1度クリアしたステージは自由に選べるなど、そのぐらいはできるようにすべきだろう。

その後、ゲームキューブではアクションになったりアサルトではパイロットが陸で戦うステージばかりになったりDSの
コマンドではやりにくいタッチペン操作な上にターン制になるなど、迷走中のこのシリーズ。
何を考えているのか知らないが、3DSで出るリメイク版や新作ではいい加減にまともなゲームに仕上げて欲しいものである。
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