俺的微妙ゲーその17『ゴッド・オブ・ウォー＆落日の悲愴曲＆降誕の刻印』

海外で大人気のこの洋ゲーアクション、微妙である。

ゴッド・オブ・ウォープレイ動画
このゲーム、なめらかなモーションによる鎖攻撃は良く巨大モンスターとの戦闘は迫力があり死んでも直前から復活
できるなどまあ悪くはないのだが、ＱＴＥがやたら多くボスや中ボスなどでは必ず発生しそれに成功しないと
トドメを刺せないといううざさで、宝箱を開ける時や扉を開ける時にも発生してボタンを連打させられたり
箱や死体をスイッチの上に運ぶ面倒な謎解きがあったりと余計な要素が多く、ステージ中に入手したポイントで
新しい技を覚えたりできるがポイントを注入するのに時間が掛かりうざいなど、何ともいまいちなアクションに
仕上がっている。

ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲プレイ動画
ゴッド・オブ・ウォー 降誕の刻印プレイ動画
また、難易度が選べるのは良いが即死トラップが多く狭い足場を渡る平均台のような場所ではバランスを崩して落ちて
やり直しをさせられたり、後半の回転柱は特に極悪で刃に当たるとダメージを食らって下に落とされてまた最初から
という超絶うざさで、そもそもクレイトスというハゲた主人公はいまいち魅力がなくストーリーも地味だったり、
PSPで出た落日の悲愴曲ではクレイトスの過去が描かれるが全体的に即死が少なくなり遊びやすくはなったものの
一部の謎解きがわかりにくくやはりＱＴＥが邪魔くさく、クレイトスの弟が登場する降誕の刻印では槍や盾などの
武器が登場するが他は大して変わらず落下死や石化後に破壊されて死んだりと即死が増えたりレバーを動かしたり
壁を破壊する面倒くさい仕掛けも多いなど、相変わらずうざい要素が多いのはいまいち進歩が見られない。
それでもグランド・セフト・オートなど洋ゲーのアクションのモーションはしょぼい物が多い中でこれだけ滑らかで
多彩なアクションを実現したのは評価できるが、この糞ＱＴＥや謎解きや即死はいい加減に改善すべきだろう。

というわけで、色々といまいちなこのシリーズ。
ゴッドオブウォー以降はダンテズ・インフェルノやキャッスルヴァニアなど今作に似たような滑らかなアクションも
増えて来たが、スカイリムやGTAなどオープンワールド系アクションは相変わらずしょぼい出来なのは何とかして
欲しいものである。