俺的微妙ゲーその137『Dmc Devil May Cry』

Dmc Devil May Cry
キャラが名倉になってしまったこのDMC、微妙である。

このゲーム、まずキャラがひどい。名倉というのは言いすぎだが、なぜこんな短髪の別キャラになってしまったのか？
元々稲船が進めていたプロジェクトらしいが、辞めた後にデザインだけ変更できなかったのか？意味不明である。
また、400円のぼったくりDLCコスチュームを買うとダンテっぽい見た目にはなるが、顔はそのままであり、
ムービーの一部ではまた元の見た目に戻るというひどさ。
しかも、ゲームの序盤で主人公が白髪のカツラをかぶるシーンがあるが、「ダサい」と言い放つ始末。
完全に今までのDMCのデザインを否定する暴挙であると言える。

しかし、モーションはなめらかで、武器も剣と銃だけでなく斧や鎌、素手など豊富で、鞭のようなもので敵を引き寄せ
たりと、多彩なアクションを楽しめるのは良く、謎解きのようなものはほとんどなく、空中ダッシュなどを駆使して進む
ステージはまあまあで、背景が変化する演出など、アクションとしてはなかなか良くできている今作。
一部の敵が固かったり、特定の属性の技しか効かなかったり、同じようなステージが多かったり、ボス戦中に長い
イベントムービーが入ったり、買うたびにアイテムの値段が上がってうざかったりと駄目な部分も多いが、
あのひどすぎたDMC4や２よりは大分ましになっていると言える。

それにしても、最近は、アクション面でも他社に追いつかれた感のあるカプコン。
モンハン４は相変わらずもっさりの糞ゲーになるだろうが、BASARA４やロストプラネット３など、他も全く期待感がない。
ぼったくりDLCもどんどんひどくなる一方のカプコン。そろそろ、まともになって欲しいものである。