俺的微妙ゲーその131『星のカービィ 夢の泉の物語＆夢の泉デラックス』

夢の泉の物語
カービィシリーズ２作目である今作、微妙である。

このゲーム、初代はコピー能力がなかったが、今回は敵を吸い込むと敵の技を使えるというアクションが加わり、
火を吹いたり、石になって押しつぶしたり、剣で攻撃したりと、多彩な攻撃アクションが楽しめるようになり、
ダッシュができるようになったことでテンポも良くなり、UFOキャッチャーや早撃ちなどのミニゲームもそこそこ面白く、
ボス戦も多彩でメタナイトという特徴的なキャラも登場するなど、全体的に良い進歩を遂げている。

しかし、ステージは全部で８ワールド用意されているが、同じようなステージばかりで飽きやすく、後半は難易度も高く、
一回ダメージを受けると必ず能力が外れるシステムはいまいち遊びにくい。せめて、特定の攻撃を受けると外れる
程度にすべきだっただろう。

夢の泉デラックス
その後、アドバンスでリメイクされ、グラフィックはよりカラフルになり、メタナイトで進めるモードが加わったのは
良いが、コピー能力は増えておらず、やはり後半の高い難易度や、一撃食らうと外れる能力は変わらず、
なぜかミニゲームはUFOキャッチャーはなくなり、早撃ちは刹那の見切り改に変わるなど、納得のいかない部分も
多い今作。せっかくリメイクするなら、新能力を加えたり、ミニゲームを増やしたり、より遊びやすくパワーアップして
欲しかったところである。

現在、ファミコン版はVCで配信されているが、アドバンス版は配信されていない今作。
3DSではアドバンスは配信しないらしいが、やはり配信すべきだろう。
今は、ゲームボーイ400円、ファミコン500円、ゲームボーイカラー600円というぼったくり販売を続けているが、
早く値段を改定して、ゲームボーイ200円、ファミコン300円、ゲームボーイカラー400円、スーパーファミコン500円、
アドバンス500円、バーチャルボーイ400円、DS800円で、配信して欲しいものである。