俺的微妙ゲーその116『メトロクロス』

謎のキャラが空き缶などをよけて走るこのゲーム、微妙である。

このゲーム、制限時間内にゴールへ向かうというアクションで、プレイヤーはジャンプと移動ぐらいしかできない
のだが、空き缶を踏んで時間を止めたり、アイテムでハイスピードで進んだり、ジャンプ台を駆使してスピーディーに
進んでいくのはなかなか面白く、スパイっぽい謎の音楽やシュールなグラフィックなど、なかなかバカゲーとして
良い出来になっていると言える。

ただ、全32ステージ用意されているが、ギミックはそれほど多くないため、同じようなステージばかりで飽きやすく、
段々障害物などがやたら多くなって難易度も高くなり、足が遅くなる床が多くてスピード感がなくなるのはいまいち
楽しくなく、結局ストーリー的な部分は不明で、エンディングもあっけなく終わるのはあまりにも拍子抜けする
部分であると言える。

その後、世界観がやたら近未来になったエアロクロス というゲームが配信予定だったが、中止になったこのシリーズ。
どっちみち見た目が違いすぎて別物という感じだったが、続編を出すならきちんと世界観は受け継いで、より
パワーアップしたものを出して欲しいものである。