俺的微妙ゲーその100『パラッパラッパー』

パラッパラッパー
ラップに合わせてボタンを押すこの音ゲー、微妙である。

このゲーム、音楽に合わせてボタンを押し、それによってキャラクターがぐにゃぐにゃと動きながらラップを
刻むのは楽しく、ステージの合間に見れるちょっとしたアニメもまあまあ面白いのだが、
曲自体は2面以外はそれほど良いものはなく、いまいちリズムが取りにくい曲が多く、ステージは全部で
6面しかないなど、いまいち物足りないゲームとなっている。

また、タイミングを間違えると徐々に評価が下がっていくのだが、ボタン一つ一つの成功判定が表示されないため、
どこが間違っているのかがいまいちわからず、特に後半は難易度も高く、いまいち納得がいかないまま
ゲームオーバーを繰り返すということになり、COOL状態で行えるアドリブも評価の基準がわからないなど、
何とも遊びにくい仕様なのは残念な出来であると言える。

その後、主人公が変わったウンジャマ・ラミーや続編のパラッパラッパー2が出たが、特に進歩はなく、
ビートマニアやポップンミュージックなどに人気を奪われて消えたこのシリーズ。
初代が大ヒットしただけに、人気を維持できなかったのはもったいないものがあるが、今作を開発した
七音社は他にはビブリボンやメジャマジ・マーチなど、ろくなものを出しておらず、無理があったと言える。
近々出るプレイステーション オールスター・バトルロイヤルはキャラに魅力がないものの、
今作のキャラが色々登場するということで、とりあえずパラッパだけは使ってみたいものである。
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